自己肯定の海

どんな文章を書こうと、

どんな絵を描こうと、

本当は自分自身にしか関係がない。

 

肯定はそれ以外を否定するなんて

絶対じゃない。

 

沈まないで。

浮いていればいい。

波に漂っていていい。

 

ぼやけた月が照らす水面を、

ゆらゆらと。

 

愛してる人に出会わなくていい。

寄りかかる島も、本当は要らない。

 

言葉も、本当は紡がなくていい。

ハナ歌を口ずさんでいればいい。

 

朝日が昇れば気温は上がるから、

そっと太陽に温められるといいよ。

 

誰も否定していない。

君が幸せならそれで。